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俳優矢崎広くんと若手俳優さん中心の舞台観劇&映画ドラマ感想ブログ

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銀河英雄伝説〜初陣 もうひとつの敵〜


日本青年館大ホール
8/4マチネを観てきました

銀英伝舞台を観るのはこれで3タイトル目。相変わらず原作を読んでいないのでさらっとした感想。
今回念願の間宮祥太朗初主演ということで本当に楽しみにしていた。キルヒアイスが橋本くんでヤンが田中圭という個人的にとてもわくわくするキャスティング。広田レオナの名前も期待値を上げる要員に。

座席は4列目上手寄り。映像を駆使する舞台はやっぱりもう少し後方で観た方が見え易いなと贅沢な事を思ったり。演出として客席通路を使う事が多いので通路側だとラッキーだなと思う。
冒頭から広田レオナ演じるベーネミュンデ伯爵婦人の恨みの籠った場面から始まる。気高く美しく、しかし無邪気に見える程嫉妬に染まったベーネミュンデ様は冒頭からすでに圧巻であっという間に引き込まれる。
ラインハルトとキルヒアイスのやりとりは流れるようにスムーズで、ここに辿り着くまでの彼等の信頼関係の積み重ねが良く見える。貴方の足は地上に留まっていてはいけない、その足は宇宙を駆ける為にあると言うキルヒアイスが本当に誇らしげで胸が熱くなる。
2人のやりとりと言えば『約束』がとても印象的。先に死ぬなよと言うラインハルトに、私が死ぬ時はラインハルト様とアンネローゼ様が一緒にいる時だと答えるキルヒアイス。でも前回の舞台『内乱』でキルヒアイスがラインハルトを庇い死ぬ事で約束を守れない未来を知っているので胸が痛く泣きそうになった。
帝国の双璧がなんとも愛おしい。ロイエンタールとミッターマイヤーのやり取りがとても小気味いい。投げた球を確実に打ち返してくれるような安心感があり、なによりチャーミングで魅力的だった。

ロイエンタールがミッターマイヤーに言う「俺にまかせておけ」がなんとも頼もしく、どんな状況であっても安心させてくれるある種の愛があったように思う。あの2人のやりとりはもっと見てみたい。

今回ヤンを演じたのは田中圭。彼はテレビドラマや映画等映像のお仕事しか見た事が無かったけれど、適度に肩の力が抜けた飄々とした演技が良いなあ。

今まで皇帝陛下の寵愛を一身に受けてきた筈のベーネミュンデ様が、年若いアンネローゼに陛下の心を奪われた事でアンネローゼだけでなくその弟であるラインハルトまで亡き者にしようと嫉妬心で堕ちてゆく様が切なく哀しく恐ろしい。
最後責任を取って毒を飲むよう言われるベーネミュンデ様の「陛下はどこにいらっしゃるのじゃ…陛下はどこにいらっしゃるのじゃ」と彷徨い歩く姿が一際哀しい。そしてラインハルトを見つけお前のせいだとなじりながらか弱く叩く姿は、ああこんなにか弱く繊細な人が嫉妬であれほどまで恐ろしい人になるのかと哀愁さえ感じてしまった。この方はアンネローゼ様さえ現れなければいつまでも気高く美しく聡明な貴婦人のままでいられたのだろうか…。

間宮くんは今回の舞台でラインハルトの3つの時代を演じたわけだけれど、物腰や台詞の言い方、姿勢等でちゃんと同じ人物でも貫禄の違いを見せてくれて改めて恐ろしいはたちだなと思わずにはいられなかった。
今回ラインハルトとキルヒアイスは殺陣が多かったのだけど、今まであまりアクションをする間宮を見た事が無かったのでなんとも新鮮だった。私が観た回ではどうやら以前よりずっと殺陣が良くなっていたのだとか。橋本あっちゃんのアクションはさすがにスピードがあってかっこよかった。身が軽いなあ…

初の主演舞台、カーテンコールで中央に立つ間宮にじーんときた。二十歳でこんなに大きな舞台で、こんなにベテランの役者さんに囲まれて初主演って凄い事だなと。贔屓目はおそらくあるとは思うけど、本当に堂々と演じきっていてやっぱりこの人は追いかけてでも生の演技を観ていたいなと思う役者さんだと思う。
今の所大きい舞台でしか彼の演技を観た事が無いのだけれど、小さいハコのほうが彼の演技の評判が良さそうなので機会があれば観たい。
相変わらず末恐ろしい若手だなと思う。

11月に早くも次の銀英伝が発表されていて、間宮ラインハルトが続投となっているのでこれも観に行かなくては。橋本あっちゃんキルヒアイスがとても良かったので、次のキルヒアイス誰になるのか…というのは少し、いや、だいぶ心配。
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カテゴリー:感想
テーマ:観劇  ジャンル:学問・文化・芸術

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俳優矢崎広くんが好きです。
若手俳優中心の舞台関連の感想、レポ、企画中心
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