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“芸術のミナト☆新潟演劇祭”プレシネマ&トークin能楽堂


2/2 新潟市民芸術文化会館りゅーとぴあ 能楽堂
柿喰う客『悩殺ハムレット』『絶頂マクベス』上映会及び中屋敷法仁さんトークイベントに参加してきました。



無料でこれだけ観られるなんて本当にありがたい!
スクリーンが凄く小さかったけどありがたい!
でも正直全く休憩が無かったのはきつかったので、途中15分くらいの休憩を用意して欲しかったなというのが本音。

上映は女体シェイクスピア『悩殺ハムレット』と『絶頂マクベス』
時間の関係でマクベス→ハムレットの順番だったけれど。上映後30分程のトークを挟み、2本目上映、更にその後30分のトークという編成。
どちらも初見だったのだけど、大変面白かった!
正直この作品にああだこうだと感想を書き連ねるのは野暮だなと思うのだけど、端的に。見た順番で。

『絶頂マクベス』はUST配信されていたのは知っていたのだけど、時間が合わず見れなかった舞台。柿初体験だったのでとてつもないパワーに思わずのけぞる。
女優だけで演じられるマクベスは大変華やかで、毒々しく、「綺麗は汚い、汚いは綺麗」にとてもマッチしているなと思った。
マクベスが執事服、マクベス夫人がメイド服というのも面白い。
上映後中屋敷さんがトークでおっしゃっていた、「マクベスの執事服も滑稽なまでの丁寧語も、マクベスの王に諂い窮屈なイメージから」という言葉に納得。主人に仕える執事とメイドが欲を出し主人になりかわっても、結局は執事とメイドという器しかないという皮肉。
夫人のハイテンションがまた滑稽で恐ろしさすら感じる。「奥さんが調子に乗り出すと止められないんですよ。ねえ車買おうよーって言い出したらもう逆らえない。マクベス夫人は悪女というより、話を聞かない、聞いてくれない奥さん」という中屋敷さんの説明が面白かった。
また、上映後のトークで「シェイクスピアがもし幽霊として蘇ったらきっとダメ出しされると思う」「僕は演劇を日常生きて行くうえでの楽しみであってほしい。だから観た後、面白かったね!かっこよかったね!という感想を持ってもらうだけで十分。シェイクスピア読もう、って言われたのが一番ショックだった」など語っていた。一番面白かったのは、アラサーOLの方がマクベス観劇後のアンケートで「私も網タイツ履こうと思います」と書かれたことがとても嬉しかったとか。彼女にそれだけの影響を与えたのか!と喜んでいた(笑)

『悩殺ハムレット』は個人的にはマクベスより観やすく面白かったなという印象。ハムレットの世界をホストとキャバ嬢に置き換えるとか凄い発想。所謂チャラ語で語られる物語がとても楽しい。
中屋敷さん曰く、ハムレットの代表的な「生きるべきか死ぬべきか」と思い悩む青年像はとても中二病だとか(笑)確かに悩殺ハムレットのハムレットはとても中二病だった(笑)

女体シェイクスピアというプロジェクトをはじめるにあたり、ハムレットは最も有名であるからまず「こういうシェイクスピアをやります」という名刺代わりにハムレットを選んだとか。シェイクスピアで最も長いハムレットと、最も短いマクベスをまずやりたかった。
中屋敷さんはとても言葉と言葉の持つリズムを大切にしているのだな、と感じた。シェイクスピアを原文から自ら訳してみたり、原文そのままを使ってみたり、はたまた色々な翻訳者の翻訳から抜粋してみたりと様々な方法でしっくりくる言葉を探して組み合わせているのがとても印象的だった。

次回の女体シェイクスピア第三弾『発情ジュリアスシーザー』についても色々話してくれた。
ジュリアスシーザーは「ブルータスお前もか!」の台詞があまりに有名だけれど、実際物語を知っている人は少ない。ジュリアスシーザーを書いた時のシェイクスピアはたぶんローマ萌えしていた(笑)若者達が立ち上がって世の中を変えてゆく話を、大正時代に置き換えてみる。東京での公演は青山円形劇場ということで、役者達は皆着物を着ているから後ろ姿もとても綺麗だと思う(うなじとか)等…

新潟演劇祭については、各地方で演劇祭というのはやっているけれど、その殆どは東京等から人気のある(中屋敷さん曰く“すべらない”)劇団を呼んで上演しているけれど、新潟演劇祭は地元劇団をメインにラインナップして、ゲスト劇団もすべらない劇団ではなく若手のこれからという劇団ばかりを招待しているとても挑戦的で珍しい演劇祭だと言っていた。
確かに今回で3回目となる新潟演劇祭(1回目、2回目は残念ながら演劇祭自体知らなかった…)地元小劇場の劇団がメインになっている。高校演劇もある。手頃な値段で(高校演劇は入場無料)良い劇場でこうして地元の演劇を観る事が出来るという催しは個人的にもとても面白いと思うし、新たな発見が出来そうで面白いなと思う。ただ、個人的には3月は薄ミュとか諸々イベント等があってあまり観に行けそうにないけれど…うーん出来る事なら色々な劇団観てみたい!

今回は演劇祭の前夜祭という位置づけで、過去作品の上映とトークが入場無料で観られるという大変ありがたいイベントだったけれど、3月に新潟でお金を払って発情ジュリアスシーザーを観たい!と思わせて貰えたので大変有意義な時間を過ごせた。
中屋敷さんのトークはUSTのアーカイブから見る事が出来るので、気になる方は是非!

中屋敷さんトーク前半
中屋敷さんトーク後半

芸術のミナト☆新潟演劇祭公式サイト
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カテゴリー:イベント
テーマ:演劇  ジャンル:学問・文化・芸術

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