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俳優矢崎広くんと若手俳優さん中心の舞台観劇&映画ドラマ感想ブログ

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里見八犬伝-1


新国立劇場 中劇場
11/17マチソワ、18マチネ観てきました。
正直殆ど良い事書かないと思うのでご了承ください。
24日にまた観に行くので、とりあえず前半戦の感想を。


劇場に到着してまず驚いたのがパンフレットの大きさ。A3サイズだとは聞いていたのですが実際手にとってみるとほんとにでかかった(笑)
ステージがとても広く感じたのは傾斜がついているからかな?とても奥行きがあるように見える。舞台美術や演出にお金かかってるなーという印象。いきなり爆発シーンから入ったので心底びっくりしてしまった。煙が上がるシーンが多々あるせいか、始まる前から視界が若干白かった。

八犬伝はなんとなーく流れを知っている程度の知識で観劇したのだけれど、それでも脚本に驚かされっぱなしだった。良い意味ではなく。
八犬士の誰にも共感出来ない。ストーリーがあまりに理不尽で、開いた口が塞がらない状態。
これだけ旬の若手俳優を集めたのだから、ただイケメン集めてチャンバラしてみました的な舞台にならないと良いなと思っていたのだけれど、その予想が思いっきり当ってしまった印象。
1幕は登場人物紹介的な事で1時間以上使っているわけだけど、暗転が多過ぎてテンポが悪いなと思った。ぴろしの女装毛野は大変色っぽい。ピスメの時の女形がとても可愛らしかったので、色っぽさ出てるなーとなんだかしみじみしてしまった(笑)でも女性には見えないかも。女性役では無く女装した男性役としての太さを感じたので、それが演出の意図として良いのか悪いのかは別として好きだなーと思った。女→男への切り替えがはっきりしていてとても気持ちが良い。
早乙女君の殺陣が、さすがに飛び抜けて素晴らしい。スピードがあって軽々と刀を扱う姿が、まるで楽しみながら舞っているようでいつまでも観ていたい美しさがあった。1人次元が違うという印象。なのでついつい大人数での乱戦では早乙女君ばかり目で追ってしまった。
1幕で観どころはそのくらいしかないかなと…渡部秀君はよく動けるし声も出るし堂々としているし、初舞台でここまで出来るかってとても好印象。

2幕になれば面白くなるかなと思いきや、なんとも八犬士バラバラのまま団結するわけでもなく仲間意識を芽生えさせるわけでもなくバラバラに戦ってバラバラに死んでいったという印象しかない。
しかも信乃の「俺は浜路を愛していなかったのかもしれない」発言にびっくり。ええ…そんな…じゃああんた何のために義父殺して浜路死なせたの。そりゃ無念で浜路も蘇るわ。
大輔も酷いね。なんというか、人としてどうなのって人ばかりでどのキャラクターにも親近感というか、共感が抱けないのでずっと冷めた目で見てしまう。大輔妻も「父上は魔が差しただけ」って、姫様殺しておいてそりゃ無いわ。
しかも息子に殺されて、しんみりとしたと思ったらまた蘇って、無念の理由が「息子と剣を交えてみたかった」とかどういうことだよ。しかも相打ちで道雪死ぬってどういうことだよ最期まで酷過ぎる父親だろうと。
親兵衛と悪四郎の最後の戦いは素晴らしかった!殺陣のプロとアクションのプロの一騎打ちとか手に汗握る迫力で、もっともっと見ていたかった!力と技の戦いはこの舞台一番の見どころじゃないかと思う。

最終的に信乃以外の八犬士全員が死ぬという超展開に加え、あれだけ「運命なんて!」と運命というものを全否定してきたのに、「これからまだ生きて苦しまなければならないのか!」という信乃の叫びに伏姫が微笑みながら「それがあなたの運命だから!」と言い切るという…えええ…運命だからって、そんな笑顔で言われても…えええ…この3時間近いストーリーで最終的に運命だからしょうがないよねって…なんという理不尽!思わず笑いそうになってしまった。冗談きついよ姫様。
しかもそれをしょうがないと受け入れちゃう信乃…運命に振り回される犬じゃないとか威勢のいい事言ってたのに。泣きながら「こういうものだ」と運命を受け入れちゃうとかどうなの。

なんとも謎過ぎる脚本でした。役者は皆さんとても力のある方々で、見どころもアクションもちゃんとあるのに勿体無いとしか言い用がない。
もっとストレートに八犬伝やった方が面白いのに、と本末転倒な事を言いたくなる。何がどうしてああなった!
正直な話、驚く程面白くなかったです。アクションとか好きなのでそれでも救われたけれど、これで好きな役者が出てなかったらもう行きたく無いレベル。
あ、でもぴろしの今まであまり見た事の無かった演技が見られたのは良かった。プライドの高い厭味な役とか面白いなと素直に思った。美味しいポジションだなあ毛野は。彼の演技に対して特に不満なところは無いけれど終盤でどうなってゆくのか、という楽しみはある。まだ伸びそうな気もするけどどうだろう。
あと小文吾の妹ぬいちゃん役の女の子の演技が大変良かったのが印象的だった。彼女も初舞台だそうで、大変堂々としてて素敵な演技だったなー。
伏姫と玉梓の二役を演じた香寿たつきさんは飛び抜けて素晴らしくて!伏姫と玉梓が同じ役者さんだって言われなければ気付かない。特に玉梓が処刑されるところの変わり様がぞくぞくした。

休演日無しでまだまだ上演日ありますが、ほんと体力勝負だと思うので役者の皆さんほんと頑張って頂きたいと思います(無理矢理締める)
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カテゴリー:舞台
テーマ:観劇  ジャンル:学問・文化・芸術

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