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俳優矢崎広くんと若手俳優さん中心の舞台観劇&映画ドラマ感想ブログ

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【映画】PK


2017/01/02 字幕で観賞
監督:ラージクマール・ヒラニ


留学先のベルギーで大失恋したジャグーは祖国インドに戻りテレビ局に勤務する。ぱっとした事件も無いローカル局でネタ探しに奔走していた彼女はある日、黄色いヘルメットを被り人々にチラシを配る男PKと出会う。
奇想天外な事を口にする彼に興味を引かれたジャグーは彼の話を聞くが、それは俄には信じられないような話だった。
地球調査の為やってきた宇宙人“PK”が母星へ帰る為の宇宙船を呼ぶリモコンを盗まれてしまう。なんとか地球の言葉を習得するとリモコンを探す為インドのデリーへ行くが、盗人を尋ね歩くと皆口々に「神様だけが知っている」「神に祈れ」と言う。そこで彼は様々な宗教の神に祈るが徐々に宗教というものに疑問を持ち始める。
どの宗教も人は神の子だと言う。ならばなぜ子ども達が困っているのに親であるはずの神は応えようとしないのか。なぜ苦行を強いるのか。神はいったいどこにいてどうしたら応えてくれるのか。
そこでPKは思い至る。もしかしたら神の伝道師が神へ伺いを立てる為の電話を“かけ間違えている”からではないのか。
その1人の些細な疑問が徐々に国中を巻き込む宗教論争へと発展していく。


名作「きっと、うまくいく。」のラージクマール・ヒラニ監督とアーミル・カーン主演作ということでずっと観たかった本作を漸く観る事が出来た!
評判が良い事だけは知っていたけれど殆ど情報を入れずに観に行ったら予想外に深く普遍的なテーマを描いている作品で驚いた。
今作のテーマはずばり“宗教”。この扱いにくくいわゆるタブー視されているテーマを今作は非常にわかり易く、そして素直に描いていると思った。
日本人である我々の殆どが宗教というものに対してあまり身近に感じる事が無い。それでも何か災厄が起これば神に祈るし、毎年初詣はするし仏壇に手を合わせるし神様という存在を信じていないわけでは無いと思う。少なくとも私は。
そんな宗教的価値観が薄い私であっても非常にすんなりと人間に宗教が必要な理由、そしてそんな宗教への疑問がとてもわかり易かった。そして宗教が時に人間を攻撃的にし、人を殺しもするという事も。
PKの言う「人が神様を守ろうとしたら、残るのは靴だけだ。神様は人に守られなければならないほど弱くは無い」という言葉は争いの絶えないこの現実世界において非常にずしりと心に重く感じた。
宗教というテーマはともすれば取っ付きにくく感じるが、そこを盗まれた物を取り返したいPKと、ひとりの女性の恋に置き換えるだけでこれほどわかり易く、そして楽しいエンターテイメントとして観る事が出来るのかと驚かされた。
インド映画なのでミュージカルシーンもたっぷり。私がこれまで観た事のあるインド映画の中ではどちらかというと地味な部類に入る映画だと思ったけれど、最終的にハッピーエンドになるのがまた後味爽やかで、今年の映画始めに相応しい今作を観られて大満足だった。
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テーマ:映画感想  ジャンル:映画

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