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俳優矢崎広くんと若手俳優さん中心の舞台観劇&映画ドラマ感想ブログ

【映画】アイアムアヒーロー


2016/04/27 観賞
監督:佐藤信介

原作未読です。最近本当に漫画原作の実写化が多いなあ。
公開前はそれ程注目していた作品では無かったものの公開後非常に評判が良かったので気になって観てみた。大泉洋ちゃんは水曜どうでしょうの頃から大好きです。
R15指定だけれどこれR18指定でも良かったのでは?というレベルにちょっと邦画では近年見た事の無いレベルのガチゾンビ映画だった。グロはグロでも個人的に汚いのと痛いのが苦手なので観る前は不安だったけれど汚い痛いはそれ程無いので安心。でもかなりレベルの高いゾンビ描写ゴア描写だったと思う。
大泉洋はうだつの上がらない普通に駄目で地味な男が上手いなー主人公の英雄くんが中々ライフルを使わないのでいつ使うんだってハラハラしていたけれど、ここぞという時に使うからこそ痺れる。
最初に遭遇する恋人てっこのZQNのファーストインパクトが素晴らしく気持ち悪くて良い。個人的には漫画アシスタント仲間のみーちゃんZQNの顔が一番やばかった。崩れ具合が。
その後街中でZQNが大量発生していく様子の描き方が良い。閑静な住宅街の昼下がり、のんびりした太陽の下であまりに唐突にZQNがいてあまりに唐突にどんどん人が食われてゆく現実味の無さがとても良い。派手な演出も派手な音楽も無いからこそ理不尽で不条理な光景を主人公の英雄と同じようにただ混乱し見ている事しか出来ない他人事感。でも他人事で無くなった時に発揮される英雄の咄嗟の行動がかっこいいんだなー。
この手の映画に付き物の、わーきゃー言って場を最悪な状況に陥らせる困ったちゃん的なキャラクターはいるにはいるけれど基本的に苛々するようなストレスは感じなかった。苛々する以前に容赦無くどんどん襲われて食われるからね。全力疾走集団ZQNはかなり迫力があって良かった。ショッピングモールという場所としてはとても狭い範囲で行われる終盤の盛り上がりだけれどその狭さが良いんだなー自分がやらなければと立ち上がる為には。
絶体絶命の危機に陥った時初めて英雄がライフルを撃つ。一度腹を決めた英雄の覚醒っぷり最高です!容赦無く次々と襲って来る大量のZQNの頭を冷静に撃ち抜いてゆく様は圧巻。残弾を考えるとここまでいくら危機に陥っても引き金を引けなかったからこそなんだなと、上手いなあ!と思った。
序盤にのみ驚異的な身体能力を見せた半分ZQNになってる女子高生ひろみちゃんが後半も活躍するのかと思ったらしないんだね。でもそこは「英雄くんがいれば大丈夫な気がする」を裏付けるからむしろ良かったのかもしれない。

この映画ほど本編の最後にタイトルが出ることに意味のある映画も無いなあ、と思った。これまでずっと名乗る時「英雄と書いてヒデオです」って言ってたのが最後だけ「ただのヒデオです」って言ってるのが良い。英雄って言わなくたってわかってるもんね最高だね。
今の邦画でもここまで出来るんだ!と思わせてくれるかなり攻めた快作だった。テレビ局や企業とのタイアップが無かったからこそここまでのゴア描写、狙撃描写が出来たらしいと聞くので、最近あまり攻めた邦画が無いなと好んで邦画を見なくなってしまっているからこれからもどんどん攻めた邦画を作っていってほしいところ。

ZQNのまさに日本国民的ゾンビ描写がちょっと笑えてしまった。ゾンビになると生前やっていた事を習慣的にし続けるという設定はこれまでにもいくつも見たけど日本人がゾンビになったらいつも通り通勤しようとしたり仕事したりするんだなあ(笑)
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カテゴリー:映画
テーマ:映画感想  ジャンル:映画

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