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俳優矢崎広くんと若手俳優さん中心の舞台観劇&映画ドラマ感想ブログ

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【映画】マネー・ショート 華麗なる大逆転


2016/04/13 字幕で観賞
監督:アダム・マッケイ

漸く地元で上映されたので字幕で観賞。
経済の知識は殆ど持ち合わせていないレベルのド素人中のド素人なので正直本編中の彼らが何を喋っているのか理解出来ない事が殆どだったけれどそういう見方でもアリなんだろうなと思った。
というのもこの映画冒頭で「銀行は難しい単語を並べて煙に巻く」って言っているのと同じ事なのだと思った。だからこそ「知らない事が問題では無く、知らないのに知っている気になっている事が恐ろしい」に繋がるのでは。

映画のつくりがとても面白い。
この監督の作品はこれまで観た事が無かったけれどとてもメタなつくりになっている。例えばスクリーンの中の人物が突然カメラ目線になり観客に語りかけてきたり、実在の著名人が何故か唐突に経済用語を説明してきたり。その演出で小難しい経済用語は様々なたとえ話を使ってかなりわかり易く説明されている。
誰かに感情移入出来る話では無いし、邦題のような「華麗なる大逆転」になんてならない。何故なら経済の破綻に賭けて大儲けを企む彼らの読みが当たるという事は世界経済が破綻し大勢の人間が路頭に迷い実際に死者まで出るということだし、実際そういう事態になってしまった事を誰よりも観ている観客である我々が一番良く知っているからそういった「憎たらしい銀行家をぎゃふんと言わせて大儲け」というカタルシスはほぼ無い。何より最後のオチが恐ろしいったらない。
我々のような一般市民の与り知らぬところで大金が常に動き、そして彼らによって人生の核を握られているという怖さを感じた。だからこそ、知らないって恐ろしいし知らないのに知っているつもりになっているのは恐ろしい。そもそも世界経済のシステムそのものがおかしくて、その仕組みの全貌を知る人間なんて誰もいないのが心底怖いと思った。
最後大儲けした若者達が破綻して誰も居なくなったリーマンブラザーズに潜り込んだ際の会話が良い。
「誰もいないな」
「誰がいると思ってたんだよ」
「“大人”がいると思ってた」

天才的数字読みを演じたクリスチャン・ベールの演技がとんでもない。すごい……チャンベすごい……
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テーマ:映画感想  ジャンル:映画

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