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俳優矢崎広くんと若手俳優さん中心の舞台観劇&映画ドラマ感想ブログ

女中たち


シアタートラム
7/11ソワレを観ました。

初めてのシアタートラムでした。
原作は未読。B(碓井ソランジュ/矢崎クレール)を観賞。席はRAだったので舞台を正面に見て右手最前。常に見上げる姿勢になるから非常に首が痛い!
ステージが非常に狭い事にちょっとびっくり。ほぼ正方形の小さな空間はひとつの部屋を模している。まるで箱庭か鳥籠のようなイメージ。
衣装は二人共黒の膝丈くらいの半袖ワンピース。突然矢崎さんがそのワンピースを脱いでスリップ一枚になるのでちょっとびっくりした。
お屋敷に住み込みで働く、身寄りの無い女中の姉妹である姉ソランジュと妹クレールが主人が留守のお屋敷で奥様の高価な服を使い“ごっこ遊び”をはじめる。女中である身への不平不満に加え姉から妹へ、妹から姉への不満をごっこ遊びに交え吐露してゆきながら自由の身になる為犯罪に走ろうとする姉妹。

クレールはごっこ遊びの中で、多岐川裕美演じる奥様の役を演じる。誇張した嫌味な女を演じる矢崎さんはとても気持ち悪かった(褒めてる)ねちねちと絡み付くような粘着質な嫌味と天より高いプライドを半ば馬鹿にした様に演じるのは毒々しさがある。でも奥様というよりは、おばちゃんって感じがしたかも。ここ碓井くんのクレールも観てみたかったなー。
ソランジュ演じる碓井くんは元々ゴーオンジャーが大好きだったので知ってはいたんだけど、映像でベニスの商人を観て上手いなーって思っていたので今回生で観られて良かった。女性役が上手い。ソランジュは後半の長台詞が狂気に満ちていてとても良かった。ぼそぼそと喋る感じが、早口に捲し立てるとわりと聞き取りづらかったりもするけどその喋り方が神経質そうで良いなと思う。
奥様役の多岐川裕美は圧倒的存在感と華やかさ。悪意の無い悪意というのか、上に立つ者の無意識の傲慢さで姉妹をどんどん追いつめてゆくのがヒリヒリする。

二人共捲し立てるような長台詞が多くて、非常に台詞量が膨大。聞き取れなかったところも結構あるし、途中で全部聞き取ろうとする努力をやめてしまった。どろどろとした救いの無い話だけれど、濃厚な毒を飲み干して時間をかけて心臓を止めるような、そんな厭な甘美さがあった。
うーんAも観たかったなあ。
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カテゴリー:舞台
テーマ:観劇  ジャンル:学問・文化・芸術

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俳優矢崎広くんが好きです。
若手俳優中心の舞台関連の感想、レポ、企画中心
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