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俳優矢崎広くんと若手俳優さん中心の舞台観劇&映画ドラマ感想ブログ

【海外ドラマ】Person of Interest S4E4


Person of Interest S4E4
「ブラザーフッド / Brotherhood」




あらすじ
今回の対象者は幼い兄妹。彼らはギャングのドラッグ売買の現場から大金を盗み追われていた。彼らを追っているギャングはブラザーフッド。リースはDEAのレノックスと共に兄妹を守ろうとするが…。





まず言いたいのは、スリーピーススーツのフィンチさんおかえり!!!!
S4始まってからずっと資金難だったせいかスリーピースを着ていなかったフィンチさんだったけれど、漸くベストを着てくれた!!!!暑そうだけどね……夏だから。でも紫のスーツが相変わらずお洒落で、やっぱり私はフィンチさんのお洒落道楽っぷりが大好きです。センス良いなー。
冒頭から子ども達への聞き込みに悪戦苦闘するライリー刑事(リース君)。「石蹴りをしよう」って……石蹴りて……資金に余裕が無いにも関わらず子ども達から金で情報を買う羽目になるリース君の渋面。そしてフィンチさんはフィンチさんで学生たちの課題をベアーちゃんに食べられるという失態。ベアーちゃん相変わらず本とか紙を噛むのが好きなのね……。
ドラッグの取引現場が銃撃戦となり、生き残ったブラザーフッドの通称ミニから情報を聞き出す為、重傷の彼を尋問するショウさん。「私は人を殺せる」って、中々言える台詞じゃないわ。

兄妹の尾行にやっぱり失敗するフィンチさんだけれど、ギャングたちからの追跡を躱す為リース君はフィンチさんに“旧友”に会うようにと言う。地下鉄内で落ち合ったフィンチさんの旧友とは、マフィアのボス、イライアス。突然刑事になったリース君や大学教授となったフィンチさん達に、何かが根本的に変わったのかなと鋭い事を言うイライアス。この辺の鋭さと、助けられた恩義やチェス仲間であるフィンチさんへの敬意は示すけれど、あくまで彼は暴力の世界の頂点に君臨しようとする野心の男なんだっていう冷酷さや計算高さを感じさせて改めてイライアス怖いってなる。

リース君はDEAの美人捜査員レノックスと共に兄妹を保護するけれど、銃の不法所持で逮捕されている母親を釈放させる為兄のマルコムは頑に金の在り処を言おうとしない。そんなマルコムに「君はただのコソ泥だ、妹まで巻き込んでる。男ならもっと家族の事を考えろ」と諭すリース君。家族って言葉を使うリース君はなんだかとても新鮮な気がした。あんまり彼の家族の話は出て無いからなー父親が軍人さんだったって事くらいで。
リース君の説得により金の在り処を話すマルコムだけれど、実はリース君と一緒に彼ら兄妹を匿っていたDEAのレノックスこそがDEA内でブラザーフッドに通じていたスパイだった。彼女は外の様子を見て来るという口実で隠れ家を出て行き、大金を独り占めしようとする。そうとは知らないブラザーフッドの男達がレノックスの手によりバラされた隠れ家を襲撃する。
正直レノックスが実はスパイだったっていうのは予測出来てた。こういう展開だとミステリー的には仲間と見せかけて実は…っていうパターンなんだろうなーと。そう、ここまでは予測出来てた。
絶体絶命というタイミングで「俺の相棒を紹介するよ」と言うリース君。と同時にギャング達の膝を撃ち「よろしくな!」と登場するファスコ。ここ燃えるわー!本当にリース君とファスコは良い相棒になった…S1から最も関係性が変化してるのはリース君とファスコだなあ。相棒って呼んだよ、リース君が。胸熱。そしてとうとうファスコまで悪人専用膝撃ち職人へ……。

一方“ミニ”への尋問から彼を泳がせる事にしたショウさん。わざと逃げさせておいて発信器でアジトとブラザーフッドのボスであるドミニクという謎の男を探ろうとする。発信器を付けるとはお手柄だったね!というフィンチさんの言葉に対してショウさん「あなたやファスコ、ジョンにも付けてるわようふふ」と楽しそう。眼鏡にGPS仕込んでたリース君といい、廃図書館に盗聴器のみならず全員に発信器仕込み済みのショウさん……ルートには仕込めなかったのか。そうよね仕込んでたらマシンが気付くものね。たぶんもうあの廃車両内にも盗聴器仕掛けてるわこの人。もちろんベアーちゃんの首輪とかにも発信器ついてるんだろうなー。

兄妹を守り切ったリース君。ショウさんはブラザーフッドのアジトの一つであったランドリーを突き止め、ミニを置いて行く。
母親が逮捕された事でバラバラの里親に預けられていた兄妹は無事一緒に暮らせる事になり、母親の為良い弁護士も紹介してあげて一件落着、と思いきやここからの展開が面白い。
フィンチさんは再びイライアスと会い、お礼として一冊の本を手渡す。その本はH.G.ウェルズ著「透明人間」。
この透明人間という作品、古典として大変有名ではあるけれど読んだ事が無かったためちょっと調べてみた。
科学者のグリフィンが透明人間になれる薬を開発し、自ら透明人間となる。しかし不自由な生活となった彼は元に戻る薬を開発する事が出来ず、お金も無くなり、実験を邪魔する人々を恨み、理解してくれない人々へ復讐を始める。
この、自分で透明人間になったのに、身勝手に人々へ危害を加えるようになるグリフィンをフィンチさんはサマリタンに重ねたのか、マシンに重ねたのか、はたまた自分自身に重ねたのか……気になる。青空文庫にもあるので後でちゃんと読んでみよう。
世界が変わったと言うフィンチさんと、それに気付き始めたイライアス。フィンチさんの「これは絶対に負けられないゲームだ」と言う言葉。フィンチさんにとって、サマリタンとの戦いに勝つ=人々を救えるという考え方って事よね。リース君はおそらく、サマリタンとか関係無く今迄どおりマシンからの番号で人を救う仕事をしていると考えている。そこは同じようでいて違う気がして、その解釈の違いがこの先大きくずれて行かない事を願いたい。
それにしてもフィンチさんは本当に、イライアスにヒントを与えるという大きな決断を相変わらず誰にも相談せず独断で決めるんだよなあ。この人は、大きな決断をたった一人で決めてしまう悪い癖がある。大きすぎて一人で背負いきれる筈の無いものを無理矢理背負おうとする。S3終盤でもそれは変わらなかった。悲しい事に。
それがまるでリース君達を信頼していないように見えるのが辛い。誰より、リース君が辛い。彼はフィンチさんに「マシンは信用出来なくてもあんたを信じる」と言ってくれたのに、フィンチさんは結局のところ最後の最後には自分を孤独に追い込もうとする。S4では人に頼る事が出来るようになればと思うんだけれど、まだまだ先は長そう……。何よりS4に入ってから刑事になったリース君。図書館も無くなり極端にリース君とフィンチさんは顔を合わせる時間が減っている。フィンチさんはリース君と違い不満や不安を全部内に内に溜め込んで、眠れなくなってしまうような人だから、誰か彼の側にいてあげてと思ってしまう辺り私は相変わらずフィンチさんに対して考え方が過保護。

ショウさんにより解放されたミニ。しかし実は、そのミニこそがブラザーフッドのボス、ドミニクだった。
先のレノックスの件があったから、まさかそこに重ねてミニがドミニクでしたって来るとは思っていなかったので素直にしてやられた!そうか、ド“ミニ”クか!!!
裏切ったレノックスを始末し、無事に逃げ切れたかに思えた兄妹の兄、マルコムを後々ブラザーフッドに取り込もうとしている。うわーー……マルコム逃げて……こわい……。
この展開って、S1E7のイライアス初登場回と同じ様な構成になっている。普通に考えればネタ被りじゃん!ってなりそうなところを、あえてこの話にイライアスを出す事によりセルフオマージュであることを示してるあたり上手いなあああと唸ってしまった。暗示の意味もあったのかイライアス!っていう。
S4入ってから脚本に唸る話というか、S1のセルフオマージュが多くてS1から見てるファンには嬉しい。面白い事やるなあ本当に。

E1から名前が出ていたブラザーフッドのドミニクがついに登場し、この先イライアスたちとの抗争が始まるのかなと思いつつ、このブラザーフッドがサマリタン側に着くって展開になってくるのかなーという予想。何より今のマシンは、対サマリタンの為に意味のある番号を中心に通知しているように思えるから、きっと何か意味があるはず。
次回はまた派手な銃撃戦になりそうだけれど大丈夫なの目立っちゃ駄目なんじゃないの。

そういえば今回の話、全員バラバラに行動していて一切顔を合わせて無いのね。そしてルートさんが出てなかった。十分面白い回だったけれどちょっと寂しい。
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カテゴリー:海外ドラマ
テーマ:海外ドラマ(欧米)  ジャンル:テレビ・ラジオ

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俳優矢崎広くんが好きです。
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